「本城。」

「時雨君?
何?」

「2人きりで、会ってほしいんだ。」

真剣な顔で言う時雨君。

「あっ、うん。
いいよ。」

「ありがとう。
じゃあ、図書室来てくんない?」

「うん。
分かった。」