千里と美沙希を見ると、幸せそうな顔してる。 いいなぁ…。 好きな人の後ろ…。 時雨君かぁ…。 顔も性格も悪くないし…。 いいかなぁ…。 好きになっても。 って私は何を考えてるの!? 「ん? どうした?」 なにも言わない私が気になったのか、時雨君が聞いてくる。 「何でもないよ////」 まさか時雨君の事、考えてたなんて…。 「あはは。 いつもと逆パターン。」 「本当だ!」