「さて、行くか。」 梓君が言う。 「うん!」 勢いよく前に出た。 ってまた転ぶ! 「うわっ!」 時雨君のおかげで助かった。 また、助けてもらった。 「お前、ドジすぎるだろ…。」 「うっ…。」 図星だから、なにも言えない。 「危なっかしいから、俺の手つかまっとけ////」 顔を赤くしながら、手を出してくる。 「あっ…。 ありがとう」 時雨君優しいなぁ…。