今は真夏・・・。

特に今日はめちゃくちゃ・・・

『あつぅ~~~っい!!』

「うるせぇ・・・」

倉庫の中に私の声が思いっ切り響いた。

聖也は汗1粒も流さず

普通にソファーに座って本を読んでいた。

匡はアイスを食べながらTVゲームに夢中になっている。

新は・・・

「ひかるちゃんお茶飲みますか?」

『あぁ、ありがとな』

なぜか・・・白琥の世話係?

お前、副総長じゃねぇのかよっ!

って言いたくなるけどやめとこっ~と!

『なー、どっか行こうぜ~!』

私はデカい声で皆に言った。

返ってきた言葉は・・・

「めんどくせぇ・・・」

「え~ここで十分だよ~」

「どこに行きたいですか?」

聖也と匡は無視してジェントルマンの新には

『海~~!!!』

元気よく返事した。

「いいんじゃないですか?」

まじでっ!

『いいのか!?』