どれくらい経ったんだろう… 瞳を閉じて 微睡みの中… 大好きな人の匂いが 鼻をくすぐる そして、 頬に触れる暖かい温もり ゆっくりと瞳を開ける 目の前には… 「お帰りなさい…優さん」 大好きな貴方の姿 「ただいま…心菜。起こしてごめんね。話があるんだ」 「…うん」 寝起きでダルい体を、ゆるゆる起こす そして、話を聞くために優さんの前に座り直した