彼の見舞いに行ったことを
書くはずだったね
タクシーで行ったさ・・・帰りもね
特別治療室みたいなところだった
入り口で手を洗ってマスクして・・・

落ち着いた顔をしてたよ
彼が言うには
「もう少し遅かったら危なかった」
らしいよ・・・
人工透析してるそうだ

ということは・・・
悪かったのは腎臓か
「死にそこなったね・・・
 ということはまだすることがある
 っていうことだよ」

これまで
何かしたいことを見つけるようにと
何度すすめても聞く耳を持たなかった
人はそう簡単に変わるものではない
今度だって彼は変わらないだろう

彼に何を求めても駄目だ・・・
そう思うこともある
人に
何かを求めてはいけないのだ・・・とも
自分を変えるのは自分

人が干渉しても
どうなるものではない
その人自身の問題
彼のためにしてあげたことへの
報酬をそういう形で求めているだけのこと

やはり・・・見返りを求めてるんだ
そして彼への優越感を楽しんでいるのだ
彼のことを友とはまだ呼べない
知り合いと読んでるし書いている
彼とこんなブログをつくった

「時折の葉書~友と呼べる日のために」
そのころは・・・彼は毎日
『どこまで歩こう』と
運動代わりの散歩を楽しみにしていた
それを葉書に書いて寄こした

2011/9/1(木)
金閣寺
原谷抜けて
御室寺へ

 今日は
 金閣寺の裏から
 原谷の峠をぬけて
 御室迄歩く
 曲がりくねった峠道
 大変険しい道程であった

彼の葉書を
ブログにアップする
この日で葉書の買い置きが無くなって
経済的にも葉書は金がかかるということで
翌日からはtwitterに書き込み

雨、あめ、降れ、ふれ、もっと降れ、
涼しい、秋風連れて来い。
今日から九月
台風のおかげで、非常に涼しい、
今日は、雨の植物園へと,洒落込みました。
好きな、熱帯植物を観賞して回りました。
二時間程、園内を散歩しました。
雨模様が帰り晴れた。
::::月替わり、秋の足音、待ち遠し

また元気になって
京都のあちこちを
歩きまわる日が来るでしょう
そしたらまた
twitterに書き込んでもらいましょう