そして自分の傍に小紅がいて、一緒に夏の昼下がりを感じている。 6歳も年上の男の人と一緒に広い庭園でこうしているのは何だか不思議だったが、澪は“この時が永遠に続けばいい…”と心から思った。 さっきとは違って、今度は穏やかな風が澪の頬をなぞった。