■□■□■□ ――彩音へ こんなこと普通に言っても笑って流されそうなので、ここに書くことにしました。 俺、ずっと彩音に意地悪ばっかしてたけど、おまえのこと嫌いなわけじゃない。 むしろ、好きだった。 だから、どうしていいのか分からなかったんだ。 ひどいことも言って、ごめんな。 もしこんな俺でも嫌ってなかったら、連絡ください。 ―――君の左隣の席の人より ■□■□■□