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――彩音へ




こんなこと普通に言っても笑って流されそうなので、ここに書くことにしました。



俺、ずっと彩音に意地悪ばっかしてたけど、おまえのこと嫌いなわけじゃない。



むしろ、好きだった。

だから、どうしていいのか分からなかったんだ。



ひどいことも言って、ごめんな。



もしこんな俺でも嫌ってなかったら、連絡ください。




―――君の左隣の席の人より



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