「……甘利ちゃん」




「おはよう、小麦ちゃん!」




「ちょっとちょっと」




あたしは、小麦ちゃんに
廊下に連れ出された。




「なに?どうかした?」




「甘利ちゃん、
今日学校すぐ終わる?」




「うん。
でもいきなり、どうしたの?」




「ご相談がありまして……」




お!

何か面白そう…


あたしって、最低?




「いいよ!相談のってあげる!」




「ありがとう!」


小麦ちゃんが時計を見る



「やば!行ってくるね!」



そう言うと、

勢いよく飛び出して行った



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