次の日、 大学の授業が早く終わり、 一日暇してた。 夕方、ドアの開く音がした 「ただいまー」 小麦ちゃんの声だった。 「おかえり……どうしたの!?」 小麦ちゃんの両手には パンパンのスーパー袋が 下がっていた。 「蓮さん!これ持って!」 俺は小麦ちゃんからスーパー袋を受け取る 重た! 何入ってんだこれ! 「………おもっ」 俺はキッチンまで袋を運ぶ。 俺は、 「よくこんな重たいもの 持って帰ってこれたね」 「まぁねー」 と、小麦ちゃんはへへへて笑う。 俺には無理だな。多分。 .