私の家に住みませんか?【完】






「どうした、レイ?」



私は寝ているレイに聞く。




「………………スー…」







「寝言だな。」



隣で蓮さんが言う。




私たちは顔を見合わせ笑う。






私は二人の毛布をかけ直す。




まったく……

二人とも可愛いな…



蓮さんにそっくりだ。




「似てる。」



似すぎてニヤニヤしちゃう。




「誰に?」


蓮さんが聞く。






「蓮さんに。
 もう、そっくり。」




蓮さんは照れたように笑う。






「寝よっか」



もう、12時を回っていた。


さすがに疲れたよ……



私は布団に入る。










「なぁ、小麦?」




隣の布団で寝ている蓮さんが

ニヤニヤしながら、








「ヤらしい事は、
 また今度な。」







は?

一瞬理解出来なかった。







「それまで我慢するよ」





「ちょっ!蓮さん!」










まぁ、
そんな蓮さんが大好きです。










でも、
双子でもう十分だから!






end………



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