私の家に住みませんか?【完】






「俺のこと、
 嫌なのかと思った…」



抱きしめながら
少し寂しそうな声の蓮さん。




「そんな訳、ないじゃん!」


私は蓮さんを抱きしめる。




「小麦?」



「なに?」










「愛してる」




耳元で言われるの
何回目なんだろう…私。





「あた「ままぁ〜」




私達は体を離す。



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