私の家に住みませんか?【完】






そのあと、
小麦はバイトをあがり、


俺達は街を歩いた。



いきなり帰ってきたこと、
連絡が出来なかったことに
対して怒ってたけど、

一緒に歩けることが
なにより、嬉しい。



それに、

やっぱり小麦は綺麗になった。


俺が見とれていると



「なに?」



と恥ずかしそうに聞いてきた。




「いや、小麦

 …………美人になった。」




俺がそう言うと
小麦は顔を赤くした。


すぐ照れるとこも
変わってない。







やっぱり、
言うなら今しかない。


俺は決心して





小麦にプロポーズした。



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