「綺麗!」
とはしゃぐ小麦。
そこはある公園の
丘の上から見える景色だった。
「落ち込んだりするとき
良くくるんだ。
小麦に教えたくてさ。」
「蓮さんも
落ち込んだりするんだ…」
小麦は悪戯っぽく言う。
「当たり前だろ?」
「じゃあ、約束する!」
「何を?」
「蓮さんが落ち込んだり、
悲しくなったり、
悩んでたら、
私がずーーーーーと傍にいる」
「…………!」
俺はびっくりした。
どうしよう……
めちゃくちゃうれしい…
「……小麦…」
「なに?」
こっちを向いた小麦に
キスをする。
「俺も……」
.

