私の家に住みませんか?【完】






「ありがとう!
 手伝ってくれて。」



私が玄関で受け取ろうとしたら



「いいよ、中まで運ぶ。」


男なんでねと、
新はキッチンまで運んでくれた。




「重っ。買い過ぎ」



あーだこーだぶつぶつ
文句を言ってるけど、
運んでくれた。


私はそんな新が好きだ。

恋愛がどうのとかじゃなくて。



運び終った新が帰ろうとしたのを私は、



「あらた!ちょっと待って!」



私は自分の部屋に入る。

机の引き出しを開けた。


昨日クッキーを作った。
新に渡そうと思ってたけど
家に忘れた。



まぁ、半分わざと忘れたけど…



「はい!あげる!」



私はちょっと上から目線で
クッキーを渡す。



最初はびっくりされたけど、
新は受け取ってくれた。




「さんきゅ。じゃーな。」



「うん。明日ね。」





私、前みたいに普通に話せてた?

実は緊張してた。


こんな事で
友達が終っちゃうのは
絶対嫌だから。



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