夜、蓮さんの部屋で寝た。


蓮さんは私にベットを貸してくれた。

蓮さんは布団で寝た。




「蓮さん……」



「なに?」



ずっと
聞きたかった事がある。



「新から何聞きました?」


きっと、蓮さんは
私の過去を知ってる。

抱きしめられたあの時から。




「何か聞いたんでしょ?」


「ごめん……」




「私の過去……ですね。」


蓮さんは頷く。


新め…余計なことを……

まぁ、新の優しさだって
分かってる。

新は私が蓮さんのこと
好きだって気付いたんだろう…





「小麦ちゃん…」




「はい?」




「俺の話し聞いて。」




私は蓮さんの話を聞く。



.