私の家に住みませんか?【完】






「うわぁ!お節!」




手作りのお節なんて
久しぶり。

お母さんが出てってから
家のお節は買ったものだった。




「ごめんねー汚くて…」


全然汚くなかった。

伊達巻きにかまぼこ
海老にお豆。

綺麗に揃ってて…



「いえ!すごいです!
 おいしそうー!」




「まぁ、嬉しい!」




私は礼美ちゃんに手を繋がれ

「となりにすわろ!」

と言われた。


私は礼美ちゃんの隣に座った。



「こむぎちゃん、なんさい?」



「私?
 17だよ!礼美ちゃんは?」




「れみは、6さい!」



私と11歳差!
蓮さんとは15歳差!?




「じゃあ、来年小学生?」



「うん!」



いいなぁ…

若くて……




「礼美、小学生かぁ…」




あ、蓮さんがお兄ちゃんだ。

いや、お父さんぽい?

感慨深そうにしてるとことか。




「ぷっ」




思わず笑っちゃった。




「え?」



「いや、お父さん見たい…」



「おにーちゃん、
 おとーさんみたいだってー」



礼美ちゃんが面白そうに言う。



私は礼美ちゃんと笑った。



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