私の家に住みませんか？【完】

「……告ってない…」


「ふぅん。
今甘利ちゃんいるよ？よぼっか？」


私はニヤニヤして言う。


「やめろ！よんだらマジでヤバいから！」



さっきと立場はまるで逆。


お分かりの通り、

慶くんは甘利ちゃんが好きみたい。


「ある意味ひとつ屋根の下で暮らせて幸せー」
とか言ってたけど、

いざ告るとなったら
話をそらしてしまう。




「慶ちゃんも、本当にウジウジしてるよねー」



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