誰よりもきっと、愛しているけど…

「…と言うわけで。」
「なるほど…?優勝は聞いてたから驚かなかったけど…加藤先輩…か…。」



言葉を詰まらせる。相談が終わると、私に身体を向け、真剣な顔付きになる小春。「なに…何か…ついてる?」
冗談を言っても小春わ笑わない。
その時…。



「彼氏と…別れました…」
そう一言言うと、頬に水滴がつたわる。
「浮気…なんて…」
屋上庭園の地面。何滴かの涙が染み込み始めた…。



私もココで涙を流すコトになるなんて…。
思いもしなかった…。