強がり男子

「キスがしづらくなるね…」

「は?」




 花は平然とした顔でそう言った。




 数秒後、自分が何を言ったのかわかったのか一気に顔を赤くさせる。





「こ…声出てた?」

「ばっちり」

「うわぁああ!!」



 俺の胸を押して180度回転した花。





「はーな」

「…!? //// 急に花って言わないでよッ」

「花」

「うーっ」

「こっち向けって」




 そういうとチラッと一瞬だけこっちを見た花。




 やっべ…超可愛い。




「花ー?」

「何よー…///」




――――ちゅっ




 小さなリップ音を立てて重なった唇。