4年前の春。 私は大きくてぎこちない 制服をやっとのことで着終えた。 それだけで20分は過ぎている。 想定外っ! 「早くせんかーもうでるぞー。」 ああもう分かってるよ。 車に飛び込む。 窓を開けると温かな風が 私の頬にさわった。 春だけどピンク色はもう少ない。 新しい緑が太陽の光を反射する。 それだけで私の心は落ち着かない。 「着いたぞ。」 案外早めの到着。 うわっ すごい人いっぱい!! みんな知らない顔ばかり。