しばらく誰も動かなかった。 ただ、睨むだけで。 「綾奈...死んで。」 虚ろな目で、そう呟いたのは大山琴羽の親友、女子生徒、神山千那(カミヤマチナ)。 「は…?千那?何言ってんの…?」 「琴羽は綾奈が怪しいと思ってる。私も同感よ。」 「な…由貴!…助けて!」 円城寺綾奈は奴隷同然の男子生徒、櫻井由貴(サクライユキ)の腕に縋り付いた。 「触んな。」 櫻井由貴は振り払って睨みつけた。 「おい、こいつ殺そう。」