「優…」 「どした?」 「私ね、ずっと君が好きだった」 「……」 沈黙を打ち切るように 私は続ける。 「でも、今日でバイバイする。優は気にしないで、前をみて、新しい学校で頑張って。私はずっと優の友達だから、いつでも相談乗ってあげる。」 私が微笑むと優も微笑んで、 私の頭を撫でた。