薄い唇
大きな瞳
あの日から
臆病な私は
あなたの顔を直視出来なくなりました。
意気地無しはいくあてもなく
たじろぐばかりです。
あなたに見とれてた
私の目玉は何処へ行ったんでしょう?
まるでくり貫けてしまったかのように
あなたの顔が見れません。
薄い唇
大きな瞳。
私をふるわせる
その声も
笑顔も
もう見れることはないのでしょう。