私が席を移ると、それから何分も経たない内に、三島さんが店に入って来た。
会社の封筒で顔を隠して見ていると、三島さんは陸の存在に気付いたらしく、ツカツカと陸に近寄り、いきなり陸の胸倉に掴み掛かった!
陸が殴られちゃう!
そう思ったけど、三島さんは振り上げた腕をゆっくりと下に降ろした。
ホッとしていると、今度は陸が三島さんに掴み掛かり、腕を振り上げた。
陸、乱暴しちゃダメ!
私の心の声が聞こえたのか、陸もまた、振り上げた腕を降ろした。
その後二人は、向かい合って静かに何かを話し始めた。でもここからじゃ、何を話してるのかまったく聞こえない。もう少し近くにいたらよかったかも……
会社の封筒で顔を隠して見ていると、三島さんは陸の存在に気付いたらしく、ツカツカと陸に近寄り、いきなり陸の胸倉に掴み掛かった!
陸が殴られちゃう!
そう思ったけど、三島さんは振り上げた腕をゆっくりと下に降ろした。
ホッとしていると、今度は陸が三島さんに掴み掛かり、腕を振り上げた。
陸、乱暴しちゃダメ!
私の心の声が聞こえたのか、陸もまた、振り上げた腕を降ろした。
その後二人は、向かい合って静かに何かを話し始めた。でもここからじゃ、何を話してるのかまったく聞こえない。もう少し近くにいたらよかったかも……



