『それって、どういう事?』
紅葉ちゃんからすぐに返信が来た。
私は紅葉ちゃんに陸の事を詳しく話してないので、わざと曖昧に書いたんだけど、かえってそれが思わせぶりだったみたい。
そう反省し、もう少し詳しく書く事にした。自分の気持ちを整理しつつ……
『私ね、同居人Rに惹かれてるの。たぶん、好きなんだと思う。
でも、向こうは私をどう思ってるか分からないし、仮に付き合う事になったとしても、彼とはうまく行かないと思うの。
だってね、彼って私が好きなタイプじゃないから。私は誠実で、まじめで、優しい人が好きなの。彼は優しいけど、ちっとも誠実じゃないし、不真面目なの。
だから、傷が深くなる前に、彼の事は吹っ切ろうと思ってる。
こんな話、紅葉ちゃんには関係ないのに、ごめんね?』
紅葉ちゃんからすぐに返信が来た。
私は紅葉ちゃんに陸の事を詳しく話してないので、わざと曖昧に書いたんだけど、かえってそれが思わせぶりだったみたい。
そう反省し、もう少し詳しく書く事にした。自分の気持ちを整理しつつ……
『私ね、同居人Rに惹かれてるの。たぶん、好きなんだと思う。
でも、向こうは私をどう思ってるか分からないし、仮に付き合う事になったとしても、彼とはうまく行かないと思うの。
だってね、彼って私が好きなタイプじゃないから。私は誠実で、まじめで、優しい人が好きなの。彼は優しいけど、ちっとも誠実じゃないし、不真面目なの。
だから、傷が深くなる前に、彼の事は吹っ切ろうと思ってる。
こんな話、紅葉ちゃんには関係ないのに、ごめんね?』