同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~

「へえー、案外サービスいいのね?」


「最初だけさ。次からは自分で勝手に出入りしてくれ」


「あ、そう」


「頭ぶつけんなよ。ケツを先に入れて……」


「ケツって……」

 陸の下品な言い方に抗議しながらも、私は言われた通りお尻から先に助手席のシートに体を入れた。


「そうそう。じゃあ、閉めるよ」


 カチャッとドアが閉められ、ドキドキしていると陸は運転席に乗り込んで来た。もちろん、ケツから先に。