「な、何言っての？ そんな事するわけないでしょ！」
「前もしたじゃん？」
「ち、違う。あの時も話をしに行っただけだし……」
「でも、話だけじゃ済まなかったよね？」
「な、何を言ってるのか、わかんないんだけど」
「キスとかしたんでしょ？」
「な、何を……」
「秋姉、赤くなってる。やっぱりそうなんだぁ」
「もう、どいて！」
私は冬を手でどかし、部屋に入ると部屋着に着替え始めた。
「秋姉、素直になりなよ」
「うっさい！」
何が“素直になれ”よ。冬なんか、何も知らないくせに……
着替えて部屋を出ようとしたら、
「やっぱり行くんだ？ がんばってね？」
と冬は言った。
「違うわよ、お風呂！」
なんか、冬にはすっかり見透かされているように思うのは、私の気のせいだろうか……
「前もしたじゃん？」
「ち、違う。あの時も話をしに行っただけだし……」
「でも、話だけじゃ済まなかったよね？」
「な、何を言ってるのか、わかんないんだけど」
「キスとかしたんでしょ？」
「な、何を……」
「秋姉、赤くなってる。やっぱりそうなんだぁ」
「もう、どいて！」
私は冬を手でどかし、部屋に入ると部屋着に着替え始めた。
「秋姉、素直になりなよ」
「うっさい！」
何が“素直になれ”よ。冬なんか、何も知らないくせに……
着替えて部屋を出ようとしたら、
「やっぱり行くんだ？ がんばってね？」
と冬は言った。
「違うわよ、お風呂！」
なんか、冬にはすっかり見透かされているように思うのは、私の気のせいだろうか……
