ランドセルを抱きしめて、僕は真美のもとに走った。
この時間なら駅前のカフェで読書をしているだろうと祐介から聞いていた。
一刻も早く、彼女に全てを知らせたい。
その一心だった。
真美は祐介の推理通り、たくさんの植物が置かれたオシャレなカフェの窓側に座っていた。
僕はガラス越しに立ち、彼女のほうを見た。
彼女がこちらに気づく様子はない。
コンコン・・・とガラスをたたくと、彼女はようやく僕に気づいてこちらを見た。
にこやかに微笑んで手招きする彼女。
少しためらったが僕も中へ入った。
「ブレンドコーヒーを一つ」
「よくここがわかったね」
真美はストローを口に含んで僕を見つめる。
甘いキャラメルの香りがした。
「祐介に聞いた。突然ごめんね」
「春樹君はあたしのストーカーだね」
そ、そうなのか?
真美はクスクス笑っていたが、僕には笑い事ではないように感じた。
だけど、思ったより彼女が穏やかだったのには安心した。
「何か話があってきたんでしょ?美奈のこと」
図星だった。
「あぁ。これが最後だ。真美ちゃんに警察へ突き出される覚悟できた」
それは冗談じゃなかった。
本当にそれくらいの覚悟で僕は彼女に会いに来たのだから。
「そう。気が済むまで話していって。あたしも話したいことあるのよ」
僕は持ってきたビニール袋に手をかけた。
この時間なら駅前のカフェで読書をしているだろうと祐介から聞いていた。
一刻も早く、彼女に全てを知らせたい。
その一心だった。
真美は祐介の推理通り、たくさんの植物が置かれたオシャレなカフェの窓側に座っていた。
僕はガラス越しに立ち、彼女のほうを見た。
彼女がこちらに気づく様子はない。
コンコン・・・とガラスをたたくと、彼女はようやく僕に気づいてこちらを見た。
にこやかに微笑んで手招きする彼女。
少しためらったが僕も中へ入った。
「ブレンドコーヒーを一つ」
「よくここがわかったね」
真美はストローを口に含んで僕を見つめる。
甘いキャラメルの香りがした。
「祐介に聞いた。突然ごめんね」
「春樹君はあたしのストーカーだね」
そ、そうなのか?
真美はクスクス笑っていたが、僕には笑い事ではないように感じた。
だけど、思ったより彼女が穏やかだったのには安心した。
「何か話があってきたんでしょ?美奈のこと」
図星だった。
「あぁ。これが最後だ。真美ちゃんに警察へ突き出される覚悟できた」
それは冗談じゃなかった。
本当にそれくらいの覚悟で僕は彼女に会いに来たのだから。
「そう。気が済むまで話していって。あたしも話したいことあるのよ」
僕は持ってきたビニール袋に手をかけた。


