結衣は驚き、抵抗したが構うものか!


 俺は強引に結衣の服を全て剥ぎ取った。震えて怯える結衣の雪のように白い肌には、いたる所に赤い印が付いていた。


 それらは毎夜、俺が行為の最中に付けたものなのだが、もしかすると、中にはあの茶髪男に付けられたものがあるのかもしれない。そう思ってよく見たが、区別はつかなかった。


 俺も服を脱ぎ捨てると、結衣の体に覆いかぶさっていった。

 最初は拒絶していた結衣だったが、やがて目はトロンと潤みだし、小さな口から甘い吐息が漏れ出した。


 おまえはこの体を、あの茶髪男に晒したのか?

 あの男の下で、今と同じ甘い声を上げたのか?


クソッ!


 俺は怒りと共に、思いのたけを結衣にぶつけた。