この辺りで1番大きい総合病院。
あたしはナースステーションに飛びついて、大声で叫んだ。
「あの、吉澤柊哉、どこですか?!昨日からいる……っ!」
よく分からない日本語でまくし立てて、部屋番号を聞いて、あたしはまた走り出す。
エレベーターを待つ時間もじれったくて、階段を駆け上がった。
普段から、柊哉みたいに運動してないから、足が縺れちゃう。
でもね、辛くないんだ。
怖くもない。
柊哉に会いたい。
たとえ意識がなかったとしても、あたしが側にいるから。
8階の825号室。
「……っ、柊哉?!」
あたしは病室に飛び込んだ。


