魔女の幸せ





「えっ!?何これ!?
キャー!!痛い!止めて!!」



途端にジュリーは慌て、見えない者に引っ張られる痛さと怖さで、振り払おうと頭を振る。




「キャー!助けて!!」




ジュリーが大声で叫ぶと、どこからか聞きつけたメイドが集まってきた。



「どうした!!」




その中には、ウィルとロイドまで居た。




慌てるジュリーと、怒る妖精達に唖然としていたが、
ウィルがその場にしゃがんだままのアリアを見たところで、アリアはハッとする。



この場を止められるのは自分しか居ないのだ。





立ち上がり、駆け足でジュリーに近づき、まずは慌てるジュリーの肩を掴む。



その場にジュリーが止まったところで、ポケットから一つの草を出して、
ジュリーの頭の上…怒る妖精達に近づけて、



「皆、やめなさい」

と呼びかけた。