一般的に魔女とは、魔術を使って人を苦しめると思われてる様だが、
それは物語の話。


アリアは、妖精と会話したり、薬草を調合して薬やお守りを作るくらいだ。



中には悪い妖精(悪魔)と、何かと引き換えに契約して、力を得る人も居るようだが、

アリアは妖精と会話する程度で、それ以上の力は望んでなかった。




小さい頃、師匠であるイザベラに拾われ、その後から今まで弟子として修行してきた。

まずは妖精を見れる力を身につけ、次に妖精の言葉を聞く力、
それから薬草の勉強や調合の仕方。


今ではそれなりに身に付き、イザベラの左腕となって動けるようになってきた。


今までと同じくこれからも、イザベラの下で過ごしていければそれで良かった。



街の人から異様な目で見られる事はあっても、
中には偏見を持たずに薬やお守りを求めて来てくれる人も居るし、
信じてくれる人だけ信じれば良いと思った。