「君たち!!危ない!!」



一人の軍人が彼のもとにむかう光の矢に気づき、声を掛ける。




しかし彼にはきこえず
その矢は空を断ち進む




そして耳をつんざくような爆音が聞こえた後、そこには地面が大きくえぐれた後があった。



「いてて・・・」



かろうじて地面へ叩きつけられた少年はあたりを見回す、そして・・




「ナナリー!!!」



妹の名を呼ぶが返事は無い・・・・・・