自分のバカさに呆れちゃう。 ため息をついた、その時 ぐいっと腕を引っ張られて立たされた。 「本宮君?」 「一緒に帰るぞ」 え? 驚くあたしに、本宮君が先に歩き出す。 当然顔は見えないんだけど、掴まれた腕から伝わる体温にドキドキしてしまって。 本宮君が、 あの本宮君が、 って思ったら 自然と顔がにやにやしてしまう。