【完】7日間の恋






夜の街を…一人で歩く。

あたしの頭の中には、ただ一つの言葉が木霊している。



”裏切り”



自分が…

あの父親と同じ事をしていると思うと、

気持ち悪くてしょうがなかった。


「莉緒」


だけど…


彼の声だけで、

そんな気分は吹っ飛ぶんだ。



「光…」

「どうした? 暗い顔して」


彼氏がいるのに…

光と仲良くした行為も、




”裏切り”なのだろうか。



そう思うと苦しくてしょうがなかった。

あたしは、その場に泣き崩れる。