* 俺様な先輩 *







「だってさー、遥人」





あたしが言い終わると、


会長は屋上の奥の方に向かって


話始めた。




へっ……、?


会長…?


誰にしゃべってん、の?














「るせぇな、なんだよ亮介」








うそ………、でしょ…?







だって。


だって。





そこにいたのは


紛れもなく、






“先輩”だったから。