* 俺様な先輩 *






「信じるよ……だってっ……ぅう…っ」


「あー泣いちゃった。

 女ってすぐ泣くよなー

 泣けばこっちのモンとか思ってんの?」





……ヒドいよ


そこまで言うなんて…




この時、初めて気づいたんだ。


新垣くんは本心で


暴言を吐いてたんだって。




今更気づくなんてバカみたい……。





「最低…っ……バカ!」





あたしは泣きながら


強く新垣くんの顔を睨んだ。





「そーゆー顔がそそるんだよなぁ」





新垣くんはニヤリと笑うと


あたしにキスをした。