* 俺様な先輩 *





あの暴言は本心じゃなかったんだ…?


だよね……、優しい新垣くんが


あんなブラック人間になるなんて。





「だから、前園知らない?

 何で俺が前園に連絡しようとしたか」





知ってるも何も…





「明日あたしの家に行くから

 その時連絡するって…」


「へー…そうだったんだ…

 全然わかんねーや…」





その声がとてつもなく寂しそうで


同情なんてされたくないかもしれないけど


あたしは無意識にこう言った。




「暴言は気にしないで?

 あれが本心だなんて思ったことないから」





って。