* 俺様な先輩 *






足をバタバタと動かす伶さんは


本当に楽しそうだった。


好きなんだ……、恋バナ。





「あの、伶さん…

 新垣くんのことで相談が…」


「ん?なぁに?」


「新垣くんのことで彼氏が心配してて…」





先輩が心配してくれてることや


バイトを辞めることを伝えると


伶さんは一瞬、悲しそうな顔をした。


だけど、それはすぐに直って


いきなり笑顔になった。





「そうだ!詩織ちゃん

 ここ辞めたら私のお姉ちゃんの

 店で働かない!?」