足をバタバタと動かす伶さんは 本当に楽しそうだった。 好きなんだ……、恋バナ。 「あの、伶さん… 新垣くんのことで相談が…」 「ん?なぁに?」 「新垣くんのことで彼氏が心配してて…」 先輩が心配してくれてることや バイトを辞めることを伝えると 伶さんは一瞬、悲しそうな顔をした。 だけど、それはすぐに直って いきなり笑顔になった。 「そうだ!詩織ちゃん ここ辞めたら私のお姉ちゃんの 店で働かない!?」