『どこで出会ったの!?』 『もうキスしたの!?』 『……ってことはアレも!?』 とか一人でしゃべってんの。 恥ずかしいったらありゃしない… そんなお母さんに、 先輩は終始にこにこしてる。 「も、もういいよお母さん… 少し黙って…」 「何でよ?娘を好きになってくれた 男の子なのよ!?」 ……だから何よぉ〜!! だったらもう少しマシな質問してよね! 「詩織、いいじゃん別に。 ご期待に応えられなくてすいませんが まだキスまでしかしてないんですよ」 「ちょっ……、先輩!」