「本当にいいの?詩織…」 「いいの!会わないって 決めたんだから…」 先輩とのお別れまであと少し。 あたしは最後まで会わないつもり。 華音は先輩が発つのが近づくのにつれて あたしに『本当にいいの?』って よく聞くようになった。 あたしの答えはもちろん変わらない。 先輩も教室には来ないし、 あたしのあのメールを見て 納得してくれたと思ってる。 今更、行かないでなんて 図々しすぎるもん。