* 俺様な先輩 *






「もしもし…」


《泣いてるんでしょ?詩織》


「……っ」





どうして、華音にはわかっちゃうの…?





《教室、帰ってこれるの?》


「……無理…」


《荷物、下駄箱に置いておくから

 今日は帰れば?》


「うん…ありがとう…」





華音の優しさに、胸が熱くなる。


もう、華音大好きだよ〜。







少したってから屋上を出て、


下駄箱へ向かった。