* 俺様な先輩 *





ドアが閉まってる1ーC。


窓からそっと教室を覗く。




やっぱいないか…


ま、当たり前だよな…





「先輩…?」


「え?」





………詩織だし。


え、何で?


何でいんの?





「今日早くね?」


「なんか、早く起きちゃったんで」





そう言いながら髪を耳にかける詩織が


妙に色っぽく見えた。