思わずぎゅっと目を瞑った。 チュッ だけど、あたしの思いとは裏腹に 短いリップ音だけが部屋に響いた。 ゆっくり目を開けたと同時に 先輩はゆっくりとあたしを引き寄せた。 「詩織はお前に渡さねぇよ わかったら失せろ」 新垣くんはチッと舌打ちをして 出て行った。