* 俺様な先輩 *






思わずぎゅっと目を瞑った。






チュッ









だけど、あたしの思いとは裏腹に


短いリップ音だけが部屋に響いた。




ゆっくり目を開けたと同時に


先輩はゆっくりとあたしを引き寄せた。






「詩織はお前に渡さねぇよ

 わかったら失せろ」





新垣くんはチッと舌打ちをして


出て行った。