* 俺様な先輩 *






え?え? は?


大丈夫じゃないでしょうが!





「洗ってらっしゃい。それから

大きい絆創膏はってあげるから」





と言って、また朝ご飯を作り始めた。




………あ…


なんか、反応が普通すぎて


うん……、何も言えない。




がっくり肩を落とし、


あたしは洗面台に向かった。







あれ。鏡見たら、そんなに


流血って程の血の量じゃ無かったかな。




大きい絆創膏か……


目立つなぁ…




先輩に笑われそー…


いや、絶対笑う。