* 俺様な先輩 *







ドンッ







「いった!!」





どうやらこの態勢は


目覚ましを止めるのに、


勢い余って、ベッドから落ちた…みたい。




だっさ……。


でも、眠気は覚めたわ…




パッチリ目を開き、タンスの角で


打った頭を撫でた。





………ん?


なんか……、生温かいぞ?




触っていた手をオデコから


ゆっくり離し、手の平をみた。