* 俺様な先輩 *





やだ……こんな不細工な顔


先輩に見せれない。




あたしは首を横に振った。


なのに……





「きゃっ」





無理矢理、抱きしめられた。




先輩……?


視界が先輩の黒い服で


いっぱいで、先輩の匂いがふわっと香った。




急に抱きしめるなんてズルいよ…


先輩に怒ってるのに


キュンって、なっちゃうじゃん…っ





「…うっ……」


「誤解すんな」


「…え…?」





先輩はあたしをぎゅっと抱きしめて


あたしの背中をさすってくれた。