私は急いで
病院に向かった

病院に着くと
水城さんが案内してくれた

「奏斗ッ!!」
「あぁ、真姫。」

「大丈夫なの??」
「過労で風邪を引いただけだ。」
「本当に??」
「うん。」
「ごめんね、気づいてあげられなくて。」
「違う。
真姫は気づいていたよ。
朝俺が大丈夫って言って仕事にいったんだ。
だから、真姫が誤ることじゃない。
俺が、謝らないといけないんだ。
ごめんな、真姫。心配かけて。」

「・・・グスッいいよ。
私も、今度からは気をつけるから。」

「・・・真姫。
なんでなくんだ??」
「ん、何でかな。
安心したんじゃないかな。」

「おいで。」

ぎゅっと抱きしめられた

いつもならキスしてくるのに
風邪がうつらないように気遣ってくれたみたい