私の旦那は俺様王子



奏斗が電話してすぐに水城さんが
車を回していた

「さあ真姫、どうぞ。」
「ありがとう。」

こうやって
いつも私をエスコートしてくれる
奏斗の優しさにキュンッとくるのよ

-10分後

「さあついたよ。」

「わあ、」

建物の中は本物かと思うくらいの
ドールハウスのような内装

かわいらしさもあって
なおかつきれいさもあり

「いいでしょ、ここ。」
「うん、とっても!!」
「それはよかった。
真姫、こっち。」

見とれてた私の手をひいて
ある部屋の中へと案内された